2011年10月29日

まえがき

パナソニックの創業者である故・松下幸之助氏は『全世界の人々にこうしたらいい,こうしたら人間の幸せというものが約束できるという信条を発見したら,それを発表したらいいわけや。そんな完全なものまでいかんでも,これが今いちばん現世においては最高のできやという論文ができたら,それを発表したらいいわけやな。きわめて簡単やろ,君()。できないことはないで。』とおっしゃられたそうです。(『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』P.42 PHP研究所)

 

この論文では,資本主義という社会システムに変わる,新しい社会システムについて提案しています。

 

今までの常識や価値観では,考えられないようなことが書かれていますが,決して夢物語ではありません。すべての人が豊かに栄えることができる世の中の仕組みです。それを実現するには,今,みなさんが常識だと思っていることをちょっと変えるだけで可能です。

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1-1.資本主義という社会システムの限界が近づいている

読売新聞』2005(平成17)年5月2日,朝刊1面の「地球を読む」にレスター・ブラウン米
 地球政策研究所理事長が『中国貪欲な資源消費,「米国の夢」猛追,使い捨て経済いずれ限界』の
 見出しで論文を掲載しています。
 

   (
引用)

『中国版の「アメリカン・ドリーム」は,世界にとって「悪夢」になるのだろうか。いまや中国は,豊かさの象徴である「米国の夢」を急速に自分のものとしつつある。すでに何百万もの中国人が,まるで米国人のように肉を食べ,車に乗り,海外を旅行している。その背景には,急速な所得の向上がある。こうした米国型の消費者は,まだ13億の人口のごく一部である。だが,地球上の資源に対する中国の食欲は,すでに目に見えて大きくなっている。

 

中国経済における食糧,エネルギー,工業部門で使われる五つの基本材料,穀物と食肉,石炭と石油,そして鉄鋼の消費量は,石油だけを除き,すでに米国を上回っている。中国の1人当たり資源使用量は,いずれ現在の米国並みになるのだろうか。また,それと深く関連するが,現在の中国人1人当たり年間所得5300ドルが,3万8000ドルという2004年の米国の数字に並ぶまで,何年かかるのだろうか。

 

中国経済は,1978年に大規模改革を始めて以来,26年間にわたって,年率9.5%の急速な成長を遂げてきた。今後8%成長を続けるとすれば,経済規模は9年ごとに倍になり,2031年,推定人口14億5000万の中国人の年間所得は,3万8000ドルに達する。控えめな6%成長を仮定すれば,経済は12年ごとに倍になり,40年に,現在の米国の所得に追い付く。

 

ここでは8%成長を前提に,31年の中国が,今の米国並みの貪欲さで資源を消費すると仮定したい。肉や牛乳,卵が豊富な米国風の食事を維持するのに必要な,1人当たり穀物消費量は,現在の291キロ・グラムから935キロ・グラムに上昇する。31年の中国は,04年の3億8200万トンを大幅に上回る,13億5200万トンの穀物を消費することになる。04年,世界全体の穀物収穫量は,20億トン強だった。これは,その3分の2に等しい数字である。

 

いま世界に存在する耕地の生産性を高めることには限界がある。中国の消費に応えるため10億トンの穀物を追加生産するとすれば,ブラジルに残存する熱帯雨林の大部分に相当する広さを穀物生産用の耕地に変えることになる。もちろんこれは,開墾した土地が農耕に堪えることを前提にしての話である。

 

2004年,米国の1人当たり食肉消費量は125キロ・グラムだった。31年の中国がこの水準に達するとすれば,年間消費量は現在の6400万トンから1億8100万トンに増加する。これは,目下の世界食肉生産量2億3900万トンの,ほぼ5分の4に相当する。

 

エネルギー関連の数字は,さらに驚くべきものである。もし中国が,今の米国並みの割合で石油を使えば,31年までに,日量9900万バレルの石油が必要になる。目下,世界の石油生産量は日量7900万バレルであり,これを大きく超えるのは無理かもしれない。

 

石炭も同様である。もし中国の石炭使用量が,現在の米国並みの1人当たり2トンに達すれば,使用総量は年間28億トンとなり,現在の世界総生産量25億トンを上回ることになる。

 

これほど大量の化石燃料を燃やせば,息苦しくなるだけでは済まない。中国による化石燃料の使用から生じる炭素排出量だけでも,現在の世界全体の排出量と並ぶだろう。手に負えないほど急速な気候変動が発生し,食糧安全保障を脅かし,沿岸部の都市を水浸しにするかもしれない。

 

また,中国の1人当たり鉄鋼消費量が米国並みに増えることは,総使用量が,現在の2億5800万トンから,5億1100万トンに跳ね上がることを意味する。これは,欧米先進諸国全体の現消費量に匹敵する。

 

さらに,近代化のもう一つの指標である紙の使用量を見てみよう。現在,年間わずか27キロ・グラムの1人当たり使用量が,31年に今の米国並みの210キロ・グラムに増加すれば,中国は3億300万トンの紙を必要とする。これは,目下の世界総生産量1億5700万トンの,ほぼ倍である。世界中の森林が消えるだろう。

 

車はどうなるのか。もし中国の自家用車保有台数が,米国並みの1人当たり0.77台になれば,31年の総保有台数は11億台となり,今の世界全体の総数7億9500万台を,はるかに上回る。これほど大量の車のために一般道路や高速道路,駐車場などを舗装するとすれば,その広さは,現在の中国の稲作面積に近いものになるだろう。

 

以上の予測は,中国の使い過ぎを非難するためのものではない。人類の大きな部分が,地球規模で急速に経済的地位を向上させると,何が起きるかを知るためのものである。欧米の経済発展モデルは,化石燃料を基盤とし,自動車に依存する使い捨て経済だが,これは中国では機能しない。要するに十分な資源が存在しないからである。

 

もし中国で機能しなければ,年率7%で経済成長し,30年までに人口が中国を追い越すとされるインドでも機能しないだろう。「米国の夢」にあこがれる,そのほかの発展途上諸国の30億人にとってもまた,機能しないだろう。そして,地球規模の経済一体化がますます進み,縮小しつつある資源をあらゆる国が同時に争う時,いま豊かな工業社会に暮らしている12億人にとってもまた,この経済モデルが機能し続けることはないだろう。それが恐らく,最も重要なことである。

 現在の経済モデルでは経済発展を維持し得ない。先進諸国がそれに早く気付けば気付くほど,良い結果を全世界にもたらすだろう。現在の消費水準が地球に及ぼす負担はあまりにも大きく,現代の産業経済が依存するエネルギー資源と鉱物資源は,急速に枯渇しつつある。

 しかもわれわれは,地球の自然環境が持続的に再生産できるものを,はるかに超えて消費している。過剰な伐採や農耕,地下水のくみ上げ,牧畜,漁獲を行う時,われわれは自然の恵みの余禄を消費するだけでなく,その元本をもむさぼっている。経済と同様に生態系においても,これは破産への道である。

 中国は,新たな経済モデルが必要であることを教えている。それは化石燃料に依存せず,風力や水力,地熱エネルギー,太陽電池,太陽熱発電,生物燃料などを含む,再生可能なエネルギー資源を活用するものである。新エネルギーを探すのは,石油地質学者ではなく風力気象学者の役割である。建物の設計には,エネルギー建築学者が参加するようになるに違いない。

 この新しい経済の中で用いられる交通手段は,自動車ではなく,最大限の機動性を図るものになるだろう。この新経済は,あらゆる種類の資材を再利用し,再循環させる。工業の製造過程と製品の設計は,ゼロ排気とゼロ廃棄を目標にすることになる。

 「現状維持」という選択肢は,もはや命脈が尽きた。われわれは直ちに別の道に向かう必要がある。石油,穀物,そして原材料の枯渇が,経済不安と政治紛争をもたらし,経済発展の基盤となる社会秩序を混乱に陥れる前に,そうしなければならない。

レスター・R・ブラウン氏=1934年米国生まれ。農務省局長を経て,74年ワールドウォッチ研究所所長。2001年5月から現職。』
(引用ここまで)

 レスター・ブラウン氏は,米地球政策研究所理事長という立場から,地球全体の物の動きや消費の動向を正確に把握予測できる状況下にあると思います。そこで,このまま現在の経済モデルを続けていては,間違いなく人類は破滅に向かっていくと強く感じられ,このような論文を書かれたと思います。

posted by 共生イイロー  at 22:24| 第1章 なぜ今,新しい社会システムが必要なのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1-2.資本主義という社会システムに限界が訪れる原因

 どうして,資本主義に限界が訪れるのか?

 なぜ,資本主義は未来永劫続けることが不可能な社会システムなのか?

 それは,資本主義という社会システムが,お金を稼がないと人間が生きていくことができない仕組みであること。だと思います。


 この社会システムで暮らす大多数の人は,お金が無ければ生きていくことができないと思い込んでいます。その結果,人間は,自分の命を維持するという生存本能に従ってお金を一生懸命に稼ぎます。いくらお金を稼いでも,もっともっとと際限無くお金を稼ぎます。自分が生きる可能性を少しでも高めるために,人よりも少しでも多くのお金を稼ぐという行為が行われます。

 前記のレスター・ブラウン氏の論文では,現在,資本主義で豊かさを得ている人口が12億人,そして,将来の中国の予想人口14億5千万の人が,現在,豊かさを得ている12億人と同じような手法でお金を稼ぎ出したら,地球が持続的に再生産できるものをはるかに超過する結果になると警告しています。

 地球に住む人が10億や20億で一定ならば,資本主義という社会システムでもなんとか対応できるかもしれませんが,現在の地球の人口70億の人が,みんなで,もっともっとと際限なくお金を稼ぎ出したら,その先にあるのは自滅の道です。お金に目がくらんで,自分達の大切な住み家である地球さえも食い潰してしまいます


 なぜ,人はお金を求めるのか・・・それは,豊かになりたいから。
 この世を生きるすべての人が豊かになりたいと思っています。

 人間には知恵があります。
 それならば,未来永劫続いて,みんなが豊かに暮らせる社会システムを創ればよいと思います。それが唯一,人類の生き残る道であると思います。

posted by 共生イイロー  at 22:20| 第1章 なぜ今,新しい社会システムが必要なのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2-1.みんなが豊かに栄える経済の単純化モデル


               
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   @                       |C
                          
                           
                           
                           
    −−−−−−  A電子マネー    −−−−−−−
 個人または |−−−−−−→  個人または
                                  
   恵社    ←−−−−−−    恵社   
  −−−−−−  B物やサービス −−−−−−− 
 

  ※恵社(けいしゃ)世の中に様々な喜びを与える社会組織。

  @=個人には,自分の大好きなこと,得意なことで世の中に喜びを与えて生きる対価として国から電子マネーが支払われます。支払われる金額は,それぞれの個人が自分の働き具合を自分で判断した金額が支払われます。   
  恵社には,世の中に喜びを与える対価として国から電子マネーが支払われます。支払われる金額は,恵社が世の中に喜びを与える上で必要と判断した金額が支払われます。
 
 AとB=個人から恵社,個人から個人,恵社から個人,恵社から恵社へと電子マネーが移動することにより,物やサービスが移動します。A=電子マネーとB=物やサービスの動きは現在の資本主義経済とまったく同じです。これは,みんなが豊かに栄える経済も資本主義経済と同じく,物やサービスが世の中を移動して経済が成立することを意味しています。

 C=電子マネー口座間を1回移動した電子マネーは,すべて国に返金されます。

 電子マネーの出金,返金はすべて全自動で行われ,人間の意志が反映されることはありません。世の中に必要な電子マネーの量は,世の中全体の自由意志に委ねられ,世の中が必要とする電子マネーが必要なだけ@出金され,消費とともにC返金され,トータルで出金と返金を合わせてゼロになります。

 具体的な例で考えると,@で10万円出金し,消費とともにCで10万円返金され,トータルで(−10万円+10万円=0)となります。これは,国として一切の持ち出し無しで経済が成立することを意味しています。

posted by 共生イイロー  at 22:15| 第2章 みんなが豊かに栄える経済の提案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2-2.現在の日本との比較

1.社会の根本的な考え方 
現在の日本(資本主義)       
 ・競争は善。競い合いが進歩を生むと考えています。

 ・勝ったものが生き残ると考えています。

 ・誰もがナンバー1を目指します。
         
みんなが豊かに栄える経済    
 ・すべての命はつながり,みんなのお陰で人は生きていけます。だから,みんなに感謝して共に生きていきます。

 ・環境に適応したものが生き残ると考えます。

 ・誰もがオンリー1の存在であり,その人に与えられた特性を最大限発揮することを目指します。 


2.価値感 
現在の日本(資本主義)  
 ・人より少しでも多くのお金を稼いで所有することを豊かさと考えています。

 ・お金や物を多く所有することを追求します。

みんなが豊かに栄える経済    
 ・自分の大好きなこと,得意なことで世の中に喜びを与えて自分も喜ぶことを豊かさと考えます。

 ・調和度の高さを追求します。調和度の高さとは喜びの大きさを意味し,できるだけ多くの命に喜びを与えるほど調和度は高いと考えます。


3.お金の仕組み 
現在の日本(資本主義)  
 ・紙幣,硬貨,電子マネー

 ・お金は一度発行されると世の中から消えません。

 ・お金が集まりやすいところと,集まりにくいところが生まれます。

 ・お金で人を支配できます。お金の力で人を動かすことができます。

みんなが豊かに栄える経済    
 ・電子マネー

 ・お金は請求とともに世の中に生まれ,電子マネー口座間を1回移動すると世の中から消えます。

 ・すべての人に生きていく上で必要なお金が行き渡ります。

 ・お金で人を支配できません。すべての人が生きていく上で必要なお金をいつでも調達できるため,お金の力で人を動かすことはできません。


4.経済の仕組み
現在の日本(資本主義) 
 ・個で豊かさを追求します。
 
 ・物やサービスの代金は,材料費+人件費+経費+利益+税金で構成されます。

 ・土地は個の所有物です。

 ・官庁,法人,株式会社,有限会社などの様々な社会組織が存在します。

 ・お金の流れを調整する機関があります。

 ・大量生産,大量消費

 ・生きていくためにお金を稼ぎ出す必要が有るため,生きていく上で必要の無いものまでつくり出されます。また,必要以上に生産して,できるだけ多く消費することが必要となります。このため多くの無駄が発生します。

みんなが豊かに栄える経済    
 ・みんなで豊かさを共有します。

 ・物やサービスの代金は,材料費+経費で構成されます。

 ・土地はみんなの共有物であり,無償で利用できます。競合した場合は話し合いで決めます。

 ・恵社と呼ばれる社会組織が存在します。

 ・完全な自由市場です。お金の流れを調整する機関はありません。

 ・注文生産,適正消費

 ・
生きていくためにお金を稼ぎ出す必要が無いため,生きていく上で必要なものだけがつくり出されます。また,必要なものが必要なだけ生産されるため,無駄がありません。


 
みんなが豊かに栄える経済では,その人が必要なものは必要なだけ手に入れることができます。このため,人よりお金を多く持っているとか,物を多く持っているとかは,あまり意味をなしません。それよりも,自分の大好きなことをしてまわりから喜んでもらって,自分も喜ぶ,みんなに喜びを与える生き方に価値があると考えます。

posted by 共生イイロー  at 22:11| 第2章 みんなが豊かに栄える経済の提案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3-1.名称


 友愛
(
ゆうあい)システム


『すべての命を友と同じように愛し,共に生きていく』
という根本的な考え方から友愛システムと命名します。


 

posted by 共生イイロー  at 22:07| 第3章 新しい社会システムの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3-2.基本理念

 『ひとりはみんなのために,みんなはひとりのために』を社会の基本理念とします。ひとりは,自分の大好きなことでみんなに喜びを与え,みんなは,ひとりの命を支え喜びを与える。それが,新しい社会システムです。
posted by 共生イイロー  at 22:05| 第3章 新しい社会システムの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3-3.特徴

(1)自然の恵みを大切に使う社会
(2)みんなで豊かさを共有し分かち合う社会
(3)自分の大好きなことで世の中に喜びを与える社会

posted by 共生イイロー  at 22:02| 第3章 新しい社会システムの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3-4.みんなが豊かに栄える経済の基本

(1)生産と消費の3原則
 自然の恵みを地球に存在するすべての命の共有財産と位置づけます。そして,その自然の恵みを大切に使うために,下記の『生産と消費の3原則』に則り経済活動を行います。

a.地球が持続的に再生産・再処理できる範囲内で生産し消費する。

b.人間が生きていく上で必要な物を必要なだけ生産し消費する。

c.使えるものは使えるまで使う,再生可能なものはすべて再生して使う。



(2)みんなで豊かさを共有し分かち合う仕組み
  人間はひとりでは生きていくことができません。自分のまわりを回り見渡すと,電気が使えるのは電気屋さんのお陰,水道が使えるのは水道屋さんのお陰,ご飯が食べられるのはお百姓さんのお陰等々,
自分の生活が自分以外のみんなのお陰で成立っていることに気づきます。新しい社会システムでは,みんなのお陰に感謝して,みんなで豊かさを共有します。

a.豊かさの共有方法

・資本主義の価格構成=材料費+経費+人件費+利益+税金

・新しい社会システムの価格構成=材料費+経費

  新しい社会システムの物やサービスの価格構成は,
資本主義の価格構成と比べて,価格に人件費,利益,税金が含まれていません。このうち人件費については,価格には計上されませんが,別途,国から各個人に対して生きていく上で必要な電子マネーが必要なだけ支払われるため,実質,利益分と税金分が資本主義の価格より安くなります。この価格に利益と税金を見込まないことが豊かさの共有方法となります。

b.豊かさを共有することによる効果

 物やサービスの価格に利益と税金を見込まないことにより,利益と税金を稼ぎ出すために消費されていた自然の恵みを節約できます。
 これは,豊かさの元となる自然の恵みを大切に使うという,地球全体の利益にかなった効果を生み出します。

 また,利益と税金を稼ぎ出すために排出されていたCO2が発生しないという効果も生み出します。利益と税金を稼ぎ出すために排出されるCO2が,全排出量に対してどの程度になるかは誰にもわかりませんが,現在の物の価格に占める利益と税金の割合から考えれば,かなりの量になることが予想されます。

 利益,税金を稼ぎ出すために消費していた自然の恵みを,消費しないことによりCO2を抑制する。個の利益として使用していたものを地球という自分達の住み家を守るという全体の利益として使う。それが豊かさを共有し分かち合うことになります。

posted by 共生イイロー  at 21:59| 第3章 新しい社会システムの基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3-5.政治の基本

  新しい社会システムの政治は,すべての人の意思を直接反映できる直接民主主義を政治の基本とし,国のリーダーの選出など政治的な決定は,すべて国民投票により決定します。

 政治家に政治的な決定権はありません。政治家は政策の企画立案を行い,その案を国民に示すこと,日本が世界の中で果たす役割を考え調整することが主な仕事となります。

 国としての電子マネーの支出は,出金と返金のトータルでゼロとなるため予算という概念が不要となります。

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3-6.教育の基本

 新しい社会システムでは,すべての人が自分の特性を活かした大好きな仕事につきます。そのため,各自の特性を見つけること,そして,その特性を最大限伸ばすことが教育の基本となります。

 自分の大好きなことで世の中に喜びを与えるための学び,それが教育の存在する意味となります。

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あとがき

 自分の得意なこと。やっていて楽しいこと。そして,胸がワクワクすること。この3つの条件をクリアしたことが,その人が今生,地球に生まれてきた使命にもっとも近いものだと思います。

 ひとりひとりの人間が,自分の得意なこと。やっていて楽しいこと。胸がワクワクすることを行う。

 それが,人類の進化の扉を開けることになると思います。


 ここまで,論文を読んでいただき本当にありがとうございました。

共生イイロー

posted by 共生イイロー  at 21:38| あとがき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする